上海 #2 [桃鉄]
2日目。上海大学にて語学研修などが予定されていたが、開始時間が変更され、朝から2時間空き時間ができた。
スケジュールなんてあって無いようなところは、変わってないね。
朝食もスケジュール変更にあわせて30分遅くなった。
中国の朝の定番お粥中心のメニュー。味が薄いが、まだ1回目、日本から持ってきた調味料やふりかけなどは、使わず乗り切る。
昨夜の夕食の時もそうだが、お茶はオーダーしないと出てこないようだ。そう言えば25年前の中国旅行も、みんなで「ちゃー」って叫んでたな。
さらに時間があったので、上海大学の中を散歩。すると、キャンパス内で「カラスの恐怖」に遭遇。渡航前から注意されていた「カラス」と言われる電動スクーター。
音もなく、夜は無灯火で走っているので、気配を感じず轢かれることがあるらしい。
しかしまさか朝の大学キャンパス内で襲われるとは…一緒にいた上司が気がついてくれなかったら、骨の1本位持ってかれてたかもしれない。
午前中は上海大学国際交流学院にて、中国人大学生の就職事情についての講義。
通訳が上手でよく解ったが、中国語は、全く理解できないね。
前半は、我が社の社名のカタカナ部分だけしか聞き取れなかった。
後半になっても、東部・西部・中部・東北部くらいしか判らなかった。
中国語恐るべし…
昼飯は、薄い塩味のエビそば。
誰かが持ってきてくれた、食べるラー油をいれて食べた。
昼食中に会社から電話があり、金曜日に予定されていたセレモニーが、日中関係の悪化が理由で、延期になり、セレモニーの出席後こちらに合流する予定だった社長は渡中を取りやめたとのこと。
ふざけてんじゃねえぞ!
だから今回の研修も延期か中止にしろって言っただろうが!
全くリスクマネジメントのできていない我が社に失望。
午後はこのテキストで中国語入門講座。
ある意味大学内にいるのが一番安全かもね。
45分×3コマの語学研修は、思ったより苦痛ではなく、それなりに楽しかった。
内容は小学1年生の国語のレベルの授業なので、発音に慣れさえすれば、難易度は高くないはずだが、どうしても発音できない子音がいくつかあって難儀した。
みんな結構苦痛そうだったが、おいらとしては午前中の「中国人大学生の就職事情について」の講義よりずっと楽しかった。
老師(先生)が、日本語も英語も殆どしゃべれないので、質問ができないのが少々困ったが…
例によって予定は変わり、明日の予定だった上海雑技団見物が夕食後の予定に割り込んだ。
その関係で午後後半の予定がキャンセルになり、フリータイムになった。しかし!なるべく少人数での外出は避けるようにとのことで、10人で市内探索。
こっちのバイクはなかなかイカしてる。
屋台で買った揚げ饅頭は、熱線銃ならぬ熱湯銃だった。
物凄く熱い汁がかじりついたのと全然違う方向から吹き出して、傘をさしていた右手の肘を直撃。
最初は何が起きたのか判らなかったが、一瞬の間をおいて肘が熱い熱い。火傷しなくて良かった。
でも、味は Very Good!でしたよ。
夕食は、昨夜のコースから量も種類も質もグレードダウンした定食系。
近くのコンビニで買い込んだビールを飲めたのがせめてもの救い。
18:30には夕食が終わり、今日のレクリエーションの上海雑技団へ繰り出す。
とは言っても、危険回避のため、チャーターバスで送り迎えしてくれるのかと思いきや、15分程度の徒歩での行程だった。
しかし、そのおかげで帰りに屋台のBBQで串ものを仕入れて、宿に帰って飲み会ができた。
串焼きを30本くらい買って30元弱、300円強ってのはさすが。
で、雑技団の方はというと、予想をはるかに上回ることはなかったが十分楽しめた。
入り口から出口までどこにもチケットを確認したりするところが無かったのだが、どうやって入場者を管理しているのだろう?
でも、鉄網でできた球体の中をバイクが縦横無尽に走り回るやつだけは、想定を上回り8台が球体の中を同時に走っていた。
すべての演目が終了すると、出演者が売店で売り子しながらお見送りしてたのはちょっとびっくり。
(写真の二人は、布切れ2本で空中遊泳していたペア)
明日は何と8:00から語学研修だそうだ。
今日のトレーニングは、「スロトレ」の腹筋・腕立て・スクワット3点セット。
2012-09-13 23:55
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