上海 #1

上海は学生時代以来約四半世紀ぶり。
日中関係が緊迫しているこの時期に、どうしてこのタイミングで？ と言う上海への研修旅行。
１週間くらい前から、中止か延期を検討するように総務にも提言していたが、結局連れて行かれた。
何かあった時に備えて、現地でずっと iPhone のメモに記録を残していたので、撮ってきた写真と合わせて、旅行記的に記事を残しておこう。


９月１２日（水） 成田13：50発の中国東方航空は、日本人は我々だけではないか？と思えるほど中国語しか聞こえない。この時期中国へ行こうとする日本人なんかいないって…
約2時間後、中々上手な着陸で上海到着。
生憎外は雨だったが、ターミナルに横付けされたので、濡れることなく上陸。

空港は、反対側が見えないくらいでかくて綺麗。
ちなみにトイレもきれいで、便器はTOTO製だった。


九州からの参加者を待つ間に空港のカフェで飲んだ特製ミルクティーは、イマイチ。
（こいつのせいで後で腹下した）
空港からはチャーターのバスで約1時間。ホントは「磁浮」こと「リニアモーターカー」に乗りたかったんだけどな。
空港からの高速道路は、広くてやたらと高架が高い。しかも足がとても細いので、簡単に折れそうなのが不安。地震の国日本ではあり得ない光景だ。

運転手が携帯電話片手に喚く姿は、最近の中国人のイメージ通りで笑えた。

しかし衝撃的だったのが、上海が約25年の間に物凄い変貌を遂げていたこと。
おいらの記憶の中の上海とは、似ても似つかない高層ビル群の大都市だよ…
しかも、その高層ビルもオフィスじゃなくて住居みたい。タワーマンションが林立してる…
運転のマナーが悪くクラクション鳴らしまくってるのだけは、変わってないけど。


宿泊施設は、日本の中クラスのホテル並みの綺麗さで、一安心。広さも十分。
冷房も寒いくらい効いている。電子ロック式の金庫もある。
案の定ウォシュレットは無かったけどね。

到着後荷物を開ける間もなく、夕食。

中国は、店によって思いっきり味が違うので、少々不安だったが、ここの料理は、みな合格点。

中でも一番気に入ったのが、パイ生地で包んだ点心。これは美味し。
ビールも冷えてて良かった。


それでもやっぱり上海蟹は、美味くない。タラバガニや毛ガニの方が全然美味いと思うのだが…

食後は、夜景を見に外灘へ。
ここも25年の間に大変身。
川越しに見える、上海のシンボルタワーの東方明珠塔は、ちょっと趣味悪いね。ガミラスみたい…
南京東路を物色して、ちょこっとお土産を買って宿に戻る。
〜帰国後追記〜
この日の夕食後の外出は予定外の行動だったが、今思えばこの日に出かけなかったら、夜の自由行動は一切なしになるところだった。





宿泊は2人部屋なので、相方が入浴中の時間を使ってトレーニングすることに…
今日は、『体幹コアトレーニング中級編』で追い込んでおいた。

宿の前のコンビニで買ったこの緑茶、砂糖が入ってやがる。
トレーニング後に緑茶が飲めるとは普段通りでありがたいとグビって飲んで吹き出しそうになった…


明日から語学研修などが始まるのだ。