車の買い替えⅡ #6

ガリバーの提示した査定額に不満タラタラ。
確かに歴代のCherokee中では異色のモデルだが、そんなに評価額が低いとは…
これでは、来年3月に最後の一括返済が来た際に売ろうとしても間違いなく赤字になるぞ！
であれば、何とか減税＆補助金の期間内に買い替えを成立させてやろうと、モチベーションを上げた。

で、小僧の野球が午前中で終わったある日曜日の午後。
近くのディーラーをめぐる試乗ツアーに繰り出した。

①DELICA　D：5
まず一番遠くにある、千葉三菱コルトを襲撃。
試乗したのはD：5のG-Premiam（黒）。同じシャーシを使っているアウトランダーとは価格の分だけ良くできていて、アウトランダーみたいに薄っぺらさもなく、なかなか良い感じ。
3ｒｄシートは、床下に収納できない跳ね上げ式なのが玉に瑕だが、3列目としては座り心地もかなり良い。
スライドドアは両側とも電動な上に、リアハッチまでパワーアシストされている。
これにはチビが大喜び。これまで乗り降りに何かと苦労していたらしく、圧倒的に一押し（ゴリ押し）してきた。
なぜか電動スライドドア（両面）が憧れだったそうだ。

その他1・2列目のシートも座り心地は良く、ドライバー以外のみんなは大満足。

で、実際に運転してみると、これがなかなか良い感じ。
Cherokeeを買うときに泣く泣くあきらめたパドルシフトも着いているし、2.4Lのエンジンもそこそこキビキビ走ってくれた。
聞きところによると若干エンジン音などが気になるとのことだが、ガオ～ンとか言って走るCherokeeに比べれば静かなもんよ。

約10年ぶりの国産車は、至れり尽くせり色々ついてて、笑っちゃうくらいだが、確かに便利は便利だよね。
マルチアラウンドモニターなんて、玩具（良い意味でね）みたいだが、嫁さんにはうれしい装備らしい。
カップホルダーが、乗員×2装備されているのはちょっと不思議だが…

Rockford社製の専用プレミアムサウンドシステム（5.1ch　12スピーカー）も、なかなか良い音だし、6月のマイナーチェンジ以降はiPodをUSB接続してタッチパネル、ステアリングホイール オーディオリモコンスイッチで操作できるようになったとのこと。

夫婦でそれぞれ試乗コースを1週ずつ運転して、家族の評価もかなり高く、オプションパーツのカタログをもらって店を後にした。

②ODYSSEY
二軒目は、私の本命ODYSSEY。　しかし、店に入ってびっくり。この店、何でこんなに陰気なんだ？？
遠くの方から様子を見ている営業だか受付だかがいるだけで、結構真剣にあれこれ見ているにもかかわらず、声一つかけてこない。
加えてこども達は、ODYSSEYにはまったく興味を示さず、チビなんか展示車に座る事すらしなかった。嫁さんも隣においてあったSTEP　WGNの方がまだ良いという感じで、お父ちゃんだけが空回りって感じ。

結局、試乗はおろか店員さんと会話をすることもなく「もういいや…」と退店。

というわけで本命にも拘らず、運転することもできずに圏外に降格してしまったODYSSEY。
こんなのってありか？　と一瞬リベンジを考えたが、やっぱりウン百万の買い物をする客に対してはもっと丁寧に対応しないとね。これでも一応営業研修のインストラクターをやっている身としては、ちょっと耐え難い状況だった。　縁がなかったと思って終了。


③ESTIMA　HYBRID
既にこの時点で、大方DELICAに軍配が上がっている状況だが、ホンダからの帰り道にトヨタがあるので、確認程度によってみた。
「車の買い替え#2」で先にバラしちゃったように、結構好感触だったのだが、500万もしやがるので、いくらガス代掛からないって言ったって無理です。


ということで、DELICA D：5 に的を絞って、詰めていくことになった。
しかし、現実問題として、残債より下取りが20万弱も低い状態で、総額400万円クラスの車が買えるのだろうか？？？

To be continue…