車の買い替えⅡ #3

それはそうと、何故Cherokeeを買い替えようという気になったかという話をしてなかったね｡
大きな買い物を決断する時の、自分に対する言い訳みたいなものだが、記念に残しておこう。


#1でも書いたが、私自身はCherokeeを買い替えようなんてことは夢にも思っていなかった｡
来年の3月に、最後の1回でドカンと50万円の残債請求がくるのを、どう凌ごうかということは気になっていたが、解決策の中に買い替えという選択肢は存在していなかった。
それよりiPadの発売で、ネットブックの値段が下がるかなとか、そっちの方が気になっていたくらい｡
しかし冷静に考えると、買い替えた方が良いのではという因子はいくつもある。

１）維持費の問題
エコカー減税対象期間にエコカーに買い替えないか？という嫁の提案（？）も8割方冗談だと思っていたのだが、実際Cherokeeは、超アンチecoではある｡
3．7Lの巨大エンジンは、パワフル＆トルクフルでめちゃめちゃ運転しやすいが、ガソリンの消費量もハンパではなく、満タン７７Lで1万円のガソリン代掛けて、300km走るかどうかという高燃費は、貧乏人の家計をかなり圧迫する要因となっていた｡
GWは毎日のように小僧の野球があったので、さほどの距離を乗っていないにも拘わらず、5月1日と8日に満タン給油した…さすがに「毎週満タンかよ!?」って思ったけどね…
さらに、この巨大エンジンを搭載しているおかげで、自動車税も6万円台と高額だ｡年に1回の支出だが、結構ダメージはあるのだ。


２）乗車定員の問題
Cherokeeは定員5名。我が家は4人家族なので、普段は問題ないのだが、このところ定員不足に困ることがおきるようになった。
空手の大会の引率や小僧の野球の車出しなどで、たくさんの子供たちを乗せることが増えたのもあるが、何と言っても親の年齢が気になりだしたのも事実。
我が家は夫婦共に両親が健在な上、私の親はスープの冷めない距離に住んでいるので、これからは親を乗せてどこかに行くという機会が、否応なしに増えるだろうと…　そうなるとやっぱり6人以上は乗れないと辛いのだ。


３）後部座席の座り心地
結局、最終的に私が買い替えをまじめに考えるようになったきっかけは、実はこのセカンドシートの座り心地（というかリクライニング機能）なのだ｡
空手に野球にチアにピアノ、やたらと活発に活動する我が子たち。車での送り迎えもよくあるのだが、帰り道はぐったりと疲れて、眠っていることが多い。しかしCherokeeの後部座席は、直立ベンチシートでリクライニングしない。
先日も息ができるんだろうかというくらい首を曲げて、苦しそうに眠っていたのを見て、2列目がちゃんとリクライニングして、ゆっくり寝られるようにしてやりたいなぁと思った。


そして、この夏に買い替えようかと、重い腰を上げた理由は、夏休みの旅行が決まったことだ。
今年の夏は、4年振りに北海道へキャンプに行くことになったのだ。
5月末にフェリーの予約が取れたところで、嫁の「どうせなら新しい車で行かない？」という何とも魅力的な提案に、割とあっさり折れた訳だ。

出発まで2ヶ月弱で納車まで持っていけるかどうかという課題もあったが、お父ちゃんは動き出した。
しかしこの先、結構衝撃的な事実が発覚するのである。

To be continue…