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今年は今一つ… 第29回全関東空手道競技大会 [こどもたち]

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春休みのど真ん中、3月28日(日)に全関東空手道競技大会が開催された。
昨年チビが3位入賞を果たした大会だ。

今回の目標は、シード選手となったチビの連続上位入賞と、全国大会でBest16 だった小僧の初入賞である。
特に小僧は、形が有級の部へ1級という最上級での(たぶん最後の)エントリー。ここで取らなきゃいつメダル取る?って感じなので、何とかBest4を目指して欲しいところだ。

午前中小僧の形、午後からチビの形と小僧の組手がほぼ同時に始まるというコートスケジュール。しかも他の道場生5人もその時間にスケジュールされているから、指導者兼親としては非常に辛い。
それでも3回目の出場なのでだいぶ勝手もわかってきて、これまでよりは落ち着いているかな…

小学5年生男女有級【形】の部
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昨年チビに先に表彰台に上がられて、面目丸つぶれだった小僧。
1回戦(指定)ピンアン三段、2回戦以降はピンアン五段と四段を交互にという予定で試合に臨んだ。
1回戦は、ちょっと力んだかなと思ったが、ピンアン三段の出来としてはかなり良い方だったが、相手が指定形を間違えてしまい、反則勝ち(?)。判定時に審判が集まって協議してたので、妙な間ができてしまったが、まずは初戦突破。
2回戦は昨年の昇段審査・全国大会とたっぷり稽古したピンアン五段を美しくまとめて準々決勝進出(敢闘賞確定)。
判定で不安にならない出来でした。
さあ表彰台をかけた準々決勝勝てば昨年のチビと並んで3位以上が確定する試合。全国大会では嫌な予感がすると言って回避したピンアン四段、ちょっと前の奴の得意技での挑戦。
偶然相手も同じ形を選択したので、観る方は判り易くて良い。1ヶ所だけ悪い癖になっていたところを修正できずに終わったが、相手も立ち方とかにミスがあったので、大丈夫だろうと思ったが、判定は小僧の負け!親の立場で言わせれば『審判どこ見てんだよ!』という感じだが、一応『監督』の腕章つけてるからぐっと我慢して小僧を労う事に…


少年練成演武
お昼の式典では恒例の少年練成に道場のみんなと参加。何とも表現しにくい参加賞を貰ってきた。
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小学五年生男子【組手】の部
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このくらいの学年になると参加者も非常に多いため、4コートを使ってのトーナメントである。
しかも午後の2つ目の試合なので、コートによって開始時間が微妙に異なると言う状態。
さらにチビも他の道場生5人も同時に招集が掛かってしまい、塾長先生も私もキャリアの浅い選手から面倒を見る事になった。
そしてこれが小僧に不幸をもたらした。同じ道場から参戦している同級生と一緒にコート脇で待機していたが、同級生のコートが先に始まってしまい、横でそれを見ているうちに自分のコートの招集を聞き逃したようで、場内アナウンスで呼ばれてしまった。すぐ横のコートに居たんだから気付けよ(本人もコート係も!)というところだが、そこの審判の先生が、慌てて出てきた小僧を怒鳴りつけた。しかももの凄い剣幕で…他の先生方が止めるわ、観客席ではないが起きたかとザワつくわ、ちょっとした騒ぎだった。
ちなみにこの体育館。アップゾーンには競技の召集コールは聞こえないんだぜ。だから他の種目での呼び出しも散見されていた。試合直前の小学生にそこまで怖い思いさせる必要があるのだろうかと思うほどの仕打ちだった。
さらに悪いことに小僧はそのコートでの最初の試合という籤だったので、恐ろしく動揺したまま試合開始を迎えてしまったのだ。きっと練習してきたことも全部吹っ飛んだだろうな。
そんな状態でまともに試合ができるわけもなく、敢え無く1回戦で敗退。それでもこれまでの課題をしっかり克服して、それなりの組手をしていたのは評価できるだろう。後は踏み込みだな…
終わった後も、悔し泣きに暮れていたが、今回はさすがに可哀想だったな。スタンドでも「あんなに怒鳴ることは無いだろう」とか「教育の場だと言うことを忘れてるよなあの人」という声が出ていたのがせめてもの救い…
それでも、召集を聞き落としたのは小僧の責任。次回からは、運営面での準備もしっかりしておかないといかんなと言うののが私の教訓。全国大会でリベンジだぞ!

小学2年生男女有級【形】の部
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チビも全国大会と同じ、ピンアン二段(1回戦指定形)・ピンアン三段・ピンアン五段でこの大会に挑む予定。
騒ぎになった小僧の斜め横のコートでは、少し前にチビの試合が始まった。1回戦をシードで見学して、満を持しての登場。
お父ちゃんは小僧の組手が終わった直後に、走ってチビの試合に間に合わせたというギリギリのスケジュール。
本人もだいぶ慣れているせいかあまり緊張している様子も無く、親としては連続表彰台を期待していた。
1回戦、滑り出しは悪くなく、相手も下手じゃないけど負ける相手ではない感じだったが、後半チビのリズムが崩れた。
「やばいかも…」と思っていたら、判定は2-3。まさかの初戦敗退である。
本人もどこのミスで負けたのかは自覚していたが、あまりのあっけなさに茫然自失で涙も出ない状態。
小僧と同じくチビにも、終わった後のアドバイスや話しを訊く時間が取れず、他の選手が試合しているコートへ走ることになったが、スタンドに上がったチビはちゃんと試合を見ていたようで、「あの子また優勝してたよ…」と淋しそうにつぶやいていたのが印象的だった。
【あの子】というのは、第1シードで去年の全関東優勝・全国大会3位の茂原道場の空手姉妹の妹さんのこと。向こうはチビのことを意識していないかもしれないが、チビは実はかなりライバル意識を持っているようだ。
今回また大会の結果という面では差が開いてしまったが、まだ小学校低学年。焦らずに行こうよ。

と言うことで今回は小僧の形のBest8(敢闘賞)の賞状のみに終わってしまった。それでもこのところ大会に出ればどちらかが必ず賞状をもらって帰ってくるようになったんだから立派なもんだよな。
何年か前の全ての大会1回戦負けで、どんよりして帰ってきてた頃から比べると、賞状が1枚しかなかったなんてえらい贅沢な話だ。こども達に感謝感謝。
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しかし敢闘賞の楯は、去年のチビの3位のメダルより立派なのは何故だ??
あまりに立派な楯なので、ママのケーキもこんなデザインになった。
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こっちも毎回レベルが上がってるよな…

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