嫁さんのための夜の小道具 ～新兵器導入#8～

結婚するまで知らなかった夜の生態だが…

嫁さんは、早寝早起きの朝型人間の上、寝ているところを起こされると「流川楓」のように激怒するタイプ。
一方おいらの方は、晩飯食って風呂入ってから映画観たりする典型的な夜型。
だから、小僧が小学校に上がるのを機に、寝室を子供部屋に明け渡して、私達夫婦がリビングと続きの和室で寝るようになってからの5年間は、夜型のおいらの方が、かなり肩身の狭い思いを強いられている。

下手すりゃ10時には寝てしまう嫁さんを起こさないように、リビングの電気を消して、ボリュームを最小限に絞りながら、TVを観ているのだ。

結婚するまでは、週に2~3本はレンタルビデオやDVD で映画を観ていた。
大画面のTVやサラウンドシステムも随分早い段階から導入していたのだが、ホームシアターで映画を観れるのは、週末のこども達がまだ起きている時間に限られるので、観る作品も子供たちと一緒に観ても問題の無いものになってしまう。

最近は、小僧もチビも一緒に映画を観るようになり、だいぶ観れる作品の幅も広がってきたが、レンタルビデオ屋を物色するようになって、観ていない映画が、ものすごく溜まっていることがわかった。

やっぱり映画って良いものなので、週に1本くらいは観たいし、これからはラグビーシーズン。
スカパーで夜に放映しているトップリーグや対抗戦の試合もそれなりの音量で観たい！なんて思いが強くなってきた。コードレスのデジタルサラウンドヘッドフォンが欲しいと随分前から思っていたのだが、デジタル一眼レフも欲しいし、この間 LinkTheater 買ったばっかりだし…なんてモヤモヤしていた。

しかし最近はストレスを買い物で発散する傾向が強くなってきたところに、価格.comの最安値の店が会社の近くだったんで、連休前に買っちまったよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Pioneer　SE-DRS3000C

色々なサイトでユーザーレビューを読んでいたので、買うんだったらこれって決めてたんだけど、やっぱり直前まで買おうかどうしようか迷った。店に行ってもまだ決めかねていたのだが、２人くらい前に並んでいた兄ちゃんが、NikonのD300を６台とその他諸々111万ん千円をキャッシュで買っているのを見て、その勢いに釣られてつい買ってしまいました…

家に帰る途中、少々後悔したんだけど、実際使ってみると「何でもっと早く買わなかったんだろう」と思うくらい良かった!
完全に爆睡している嫁さんからわずか1mの距離で、大音響で映画観てても、全く問題なし！
しかも、ヘッドフォンしていることを忘れるほど自然な音の広がりが、すばらしい。
さらに、デジタルの入力が3系統とアナログが１系統あるので、結構色々つなげて便利である！

心配していた音飛びは、運が悪ければ1本の映画で2回くらい起き、無音時に微かに聞こえる「ピー」という音とともに、気になる人には不愉快なのかもしれないが、おいらとしては、この程度はこれまでの不自由さに比べれば文句を言ってはバチが当たるレベルだ！


調子に乗ってこの３連休は、映画を４本も観ちゃった。（うち３本は家族が寝静まった後に…）
これなら毎週１~２本映画を観る生活に戻れそうだ。

念のため行っておくが、これはあくまでも嫁さんの眠りを妨げないためにであって、おいらの道楽のために買ったのではないのだよ…